〜めん丸店主のだらだら日記〜岩手県北上市

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやってます。創業1979年。地域の皆様ありがとうございます!

今日の一言〜20260922「うまみ」

美味い。あんまりそうでもない。食べた感想を2つに分けるその原因には色々なパターンがある。味の濃さや薄さ、具材の煮過ぎや下処理の甘さ、まぁそれはそれは様々。でも、一番多いパターンは「うまみ」「出汁」「コク」などと表現されるものが有るか無いか、有ってもその濃度だと思う。あ、これは人によって色々な感じ方があるのであくまでも私見です。

自宅で料理をする時に最も気が楽なのはカレーだ。牛すじだったり魚介だったり、何かしらできちんと出汁を取ればあとは大きな失敗は少ない。味の調整は後からいくらでも修正できるし、そもそも味が濃いので多少微妙な感じになっても違和感を感じづらい。ジャガイモとか溶けやすい具材を溶けないようにどう工夫するか。魚介や肉が固くなり過ぎないよういつ合わせるか。それらを気を付ければ合格点にたどり着く。

と、カレーは簡単だと思っているのだが、もしかしたら単純に今まで作ってきた回数が多いだけのせいかも知れない。何度も挑戦すると学習効果が働く。ただそれだけなのかも知れない(笑)
#今日の一言

今日の一言〜20260922「ハレの日需要が伸びている」

土日限定だがトッピングやサイドメニューの注文が非常に増えた。日曜日の来客数がここ最近増えていることは以前ここにも書いたが、来客数もさることながら日曜日の客単価そのものも上がっている。平日はそれほど変化は無い。
私の勝手な推測だが、北上市外からのちょっとしたお出かけで遊びに来ている人達ほど、普段は我慢しているプチ贅沢をしているのではないだろうか?焼肉や回転寿司に行く代わりに当店を選んでくれたのなら、うちで贅沢なトッピングをしたとしてもそれでもなお安く済む。

「ハレの日需要」として当店を選び、スマホ注文で色々なトッピングやカスタマイズを選ぶ楽しさを味わいながら、平日は食べれない大量のにんにくと共に背脂まで増量しちゃう。背徳感と引き換えに充実した休みを過ごした満足感を得て30分ちょっとかけて帰路に着く。なるほど。
お客様それぞれ色々な背景があって来店してくださっているのは重々承知しているが、こういうパターンのお客様が増えたのではないかと勝手に想像している。来週もお待ちしております(笑)
#今日の一言

今日の一言〜20260920「売上予測は無理」

「いつもめっちゃ混んでますよね〜」とよく言われるのだが、それは切り抜きを見ているようなもので、決してそんなことはない。今日は典型的なそんなことはない1日だった。昼も夜も満席には一応なるものの、空席待ちが出るのはほんの一瞬。ほぼ待たずにすぐに座れる状態だった。

気温が高く少し汗ばむ陽気だったこともあり、熱々のラーメンという感じではなかったのだろう。ラーメン屋の混む混まないは天候の影響が大きい。小雨程度の曇天だと混む確率が高い。あと、晴れが続いていきなり肌寒い日が来ると、そういう時も凄く混む。面白いのはそんなセオリーが全く反映されない時もあることだ。

天候、祝日の並び方、財布の紐の固さ、近隣のイベント、色々な要素が絡み合って来客数が変わる。あ、あとイオンシネマで新しい映画が公開される時も影響がありそうだ。

こんな感じなので、売上予測をチャッピーに相談して必要なデータを入れてみようかふと考えたりしたこともあるが、その労力と時間が無駄になりそうだからやめた。(笑)
#今日の一言

今日の一言〜20260919「手づくり餃子」

めん丸の餃子の賞味期限は当日だ。正確には中味のあんは2日。巻いて(あんを皮で包む)しまった物は当日しか使えない。なので、夜の営業の分はどのくらい出るかを予想して夕方のうちに巻いておく。余った分は廃棄ロスということになる。バイトの皆さんが持ち帰り家族で食べるのは許可している。
今夜は足りなかった.....。途中、注文が入っていても少し待っていただいて急ピッチで巻いて、また無くなって。を繰り返したが限界がある。ラストオーダーの30分前に品切れとした。
注文が入っているのに一切調理を開始せずに餃子を巻くというのは、待たせているという重圧がかかりストレスが半端ない。なかなかしんどい状況だ。こうならないように多めに巻くこともあるが、今度はロスが増えるリスクとなる。

手づくり重視、冷凍もしないというのはそういう日々の苦労がついて回る。しかし、その手間ひまがこの味を生む。昔、別なFC加盟店だった頃、冷凍餃子に変えるぞ。スープは缶詰エキスに変更だ。と大幅な方針転換があり辞めた経緯がある。当時の父の判断は的確だったと心底思っている。
#今日の一言

今日の一言〜20260918「クチコミの怖さ」

飲食店に行った際の「美味い」「マズい」という表現は奥が深いと実感した。
Googleのクチコミで評価の高い店に期待してとあるラーメン屋に行ってみたが、とても残念な気持ちになった。塩味(えんみ)と良く表現されるしょっぱさというか味そのものがほとんど無い。味が無くても出汁がしっかり効いていると、宮古の多良福に行った時のようにいつの間にか完汁してしまうものだが、それも皆無。
味だけでなく、12時半に店に入ったのに品切れ続出だったことも輪をかけて悲しかった。
なぜクチコミの評価があれほど良いのか疑問だが、昨日はたまたまスープの出来が良くなかったのかも知れない。品切れも運が悪かっただけかも知れない。大きな声では言えないがうちの店だって多少のブレはある。品切れの時もある。ごめんなさい。

味覚も好みも千差万別。私だけがそう感じたのかも知れない。私が行かなければいいだけだ。
と言うわけで、良くも悪くもクチコミだけを信用せず自分で確かめるまではどんな店か分からないということを改めて学んだ。
#今日の一言

今日の一言〜20260917「和食ながい」

こういうお店は何度行っても感動する。半年に一回。いや、年に一回程度のたまの贅沢というやつだ。食材選びから下ごしらえ調理盛り付け。全てを完璧に仕上げることができるのは長年の修行の賜物だと思う。
知識や高度な調理技術は長年の積み重ねが無いと、混雑した日も客と会話しながらの時も、どんな時も日々当たり前のように店内で繰り出せるはずが無い。
人を感動させる商品を生み出すことができる。それは、その商品に職人の長い苦労と技術の蓄積が詰まっているからなのだと思った。
食事をするということは、テーブルに到達するまでの過程や背景全てを口から心に取り込む行為なのだと、改めて実感した。
〜和食ながい〜ごちそうさまでした。
#今日の一言

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今日の一言〜20260916「客層」

無造作にガラガラと力強く引き戸を開けて入店し、閉める気はさらさら無い。開けっ放しであることにも気付いていない。店員に確認する目配せなど一切せずに1人でテーブルに着席。スマホ注文の表示など視界に入れる気もなく、メニュー表から目を離さずに唐突に大きな声で「みそにんにく!」店側としては、あ、注文を言ったのか。と戸惑って焦りながら返事をする。作り始めた頃に、「餃子も!」とまたこちらを見もせずに追加注文をしたつもりらしい。メニュー表を全部テーブルに広げたまま、その上にお冷グラスやラーメン丼を置いて食べる。
信じられないかもしれませんが、3日に1人くらいそういうお客様がいます。

静かに開けた引き戸を閉め、店員に「ここいいですか?」と聞いてから着席。おもむろにスマホを取り出し注文。終始、店員や周りのお客様に配慮した所作。そういうお客様は帰り際、声を出すほどではないが、店員にしっかり目を合わせて会釈してスマートに帰って行く。

当店は圧倒的に後者のお客様が多い。仕事をしていて多くのマナーの良いお客様と接することができる。しまいには食べ終わった食器を店員に持って来てくれるお客様までいる。年々客層が良くなっている気がする。幸せです。本当にありがたいことです。
自分が他店に行った時、恥ずかしいことをしていないか襟を正してしまいます。
#今日の一言