日本で最も権力を持っているのは、安倍総理でも最高裁判所でもなく検察組織だという話を知ってから、この対談を楽しみにしていた。カルロスゴーン氏も堀江さんも同じ目にあったことで、我が国の長きに渡る大きな問題が遂に表に出たと言ったところだろうか。
カルロスゴーン氏を追い出したい日産の幹部は、自分達でクーデターを起こすことができず検察に助けを求めた。このシナリオを可能にした日本特有の司法取引制度は、諸外国のそれと比べ問題点が多いようだ。
司法取引=人質取引はどちらか片方だけがやりたい放題だと極めて不公平で、もう片方に防御の手段が無くなる。日本特有の司法取引制度という表現をしているのは、この不合理さが存在しているからだ。詳しくは↓
政治家、総理大臣でさえ検察に楯突けば恐らく全力で検挙され有罪とされる。もちろんマスコミは検察とベッタリだ。カルロスゴーンが酷い奴だというキャンペーンも、マスコミのなせる技だ。
これから先、遠い未来かもしれないが、堀江さんが中心となって国民世論が高まり、検察組織の改革が実現できるような気がする。