この(金)(土)(日)で、560名を超えるお客様が来店してくれた。新型コロナ自粛ムードが終わったかのように、老若男女が各世代、お一人様、友人同士、職場の仲間、もちろんファミリーとあらゆる組み合わせで来店して下さった。今日に至っては最も混んだお昼の時間帯に珍しく外にまで列ができた。安倍総理が学校の休業要請をした日の翌日から小中学生の子がいる家庭は学校の指導もあり、外食も控えていたようだ。一時はこれが長期間続いたら危機的な状況になりかねないと不安になった。
今週末はその反動のように来店してくれて、経営者としては感謝でいっぱいと同時に、正直、安堵している。自粛ムードが始まってから当店だけでなく隣のカラオケ屋さんも同じ通りの飲食店も夜は本当に閑散としていた。しかし、一昨日の金曜の夜から雰囲気が変わった。うちも含め多くの店がにぎわいを取り戻しているように感じた。
金曜の夜の変化から土曜の雰囲気を見て確信した。日曜はもっと人が外に出るだろうと。となると、今まで来たくても我慢していた常連様もたくさん来る。いつもは週に一回当店に足を運ぶ人が新型コロナのせいで2週間我慢したとする。そろそろいいだろうと、久しぶりに来るということは、うちのラーメンで満足できるという期待感が高まっている可能性が高い。
こういう時に不完全な商品を出してしまうとガッカリ感が大きく、裏切られた気になってしまう。次の来店まで期間が開いてしまうものだ。常連様の来店サイクルが広がってしまうというのは売上減少のダメージが大きい。だから私は今朝はいつもより早く出勤して、できるだけ早いタイミングで厨房に入った。予想通り年末年始以来の来店数で昼の売上としては記録的な数字となった。心の準備ができていたおかげで、何とか対応できたと思う。今の段階では体感でしかない。この先、変わらないペースで常連様が来店してくれれば今日の営業は合格だったということだろう。
飲食店の営業の評価は、後から数字となってやって来る。怖いよ～～
