SNSの活用にはデメリットもある。不満やクレームも拡散してしまう事だ。今までは店内だけで済んでいたクレームも簡単に拡がってしまう。始末が悪いのはクレームまで行かない「微妙だったなぁ〜」みたいな軽めな不満ほど、気軽にネット上にアップされてしまう。そういう意味では昔より店の運営に緊張感がある。
●フォロワーの数にこだわらない。
ネットは世界中に繋がっているのでいくらフォロワーが増えてもほとんどが県外だったら集客には繋がらない。飲食店の商圏はコアな常連様に限れば半径10キロ以内。来店可能なフォロワーが多ければそれでいい。
●自然発生的にアップしてもらったり、フォローしてもらうのが大事。
店や商品に魅力があれば自然と拡散して行く。知人や友人に拡散をお願いしても一過性で終わってあまり意味が無い。
まとめると、SNSはあくまでも補完的な役割であることを忘れてはいけないということ。店がある程度繁盛していて常連客も一定数いるのであれば、SNSはさらに売上を上げる武器になる。しかしそうでなければ、大したことのない店や商品を拡めようと頑張ることになり店の寿命を縮める。
いい店→SNSを活用→さらなる集客につながる
この順番を間違えないこと。そして毎日コツコツ。この2つが何より重要だと思う。