親が人生において大事だと思う価値観を我が子に根付かせるため、幼いうちから一緒に繰り返し唱和する家訓。効果がどれほどかはまだ分からないが、一つ副産物的に気付いたことがある。
数年前、息子が思春期に入るだいぶ前の頃、「僕も子供ができたら家訓やるんだ〜」と言ってくれた。そして、家族と長期間離れ離れになるような仕事はできればしたくないという趣旨のことを言っていた。
家族と過ごす時間が楽しくなければそういう発想は生まれないと思う。少なからず、私や妻が愛情を注いでいることは伝わっているようだ。
家訓を唱和するひとときは、父の思いを感じる一つの象徴的な時間だと感じてくれていると思う。実際のところ家訓の内容はもちろん重要だが、それ以上に子を思う気持ちを伝える、とても貴重な時間となっていたのかも知れない。
小さい子供がいる親御さん、おすすめです。
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