11月6日に福島県いわき市に新店舗がオープンしたので、応援を兼ねて訪問してきた。普段長距離運転をする機会が少ない私にとって、北上市からの往復8時間の日帰り弾丸ドライブは想像通りなかなかキツく、翌日までアラフィフの身体に影響を与えた。次回からは一泊することを誓う。
新店舗に到着すると、真新しい外観に内装、ピカピカの厨房、それらの新しい環境と不安に包まれながらも、あと30分後に迫った開店に向けて準備に忙しなく動く各々のスタッフの存在が目についた。その表情は余裕が無いながらも新しい始まりを迎える期待や新鮮な気持ちに満ち溢れていて、何とも言えない心地いい空気を醸し出していた。これはどこの店舗でも開店日に共通する空気で、何度も味わっても自分の内面までリフレッシュさせてくれる。
ほぼ9割がオープニングスタッフで新人なのだから、当然オペレーションは未熟。だからこそ、本部の指導員や私のような他店舗の応援も少しだけ入り、なんとか初日をこなす。
長い帰路の後、自分の店に戻り、日々の業務に戻ると、この訪問がいかに有益だったかを実感する。新しい店舗の運営を見ることで、自分の店舗運営に対する新たなアイデアや改善点に気付くことができる。また、本来のあるべき接客を始めとしたオペレーションを指導すると、マンネリしていた自分の店舗でのそれに気付きもたらし、初心に帰る。そういう意味でのリフレッシュ効果は数字に表せない大きなものだ。
今後もこういった機会には積極的に足を運び、他者の助けとなりながらも、自分への投資としたい。そして、さらにお客様の満足度を上げて発展して行きたいと思う。