勉強が好きで得意で何か突き詰めて学びたいことがあるのなら親として当然全力で応援するが、特にそういうわけでもなく、なんとなくまだ働きたくないから進学する。というのは違うと思っていた。
息子は自分が興味のあることなら頑張って勉強するが、基本的に学校の勉強は好きでもなく得意でもない。だから高卒で就職するという決断は賛成だった。
会社選びに際して、花巻東高校の佐々木監督の授業でご教示いただいた「楽な方は選ぶな。困難な道を選べ」という教えを大事にして、希望先を決めた。就職担当の先生には、
「ここ受かったらすごいぞ」とか、
「こっちにしとけば確実に受かりそうだけど、本当にいいのか?」など言われたそうだ。
本人はずいぶん本気で面接練習や就職試験に向けて準備していた。それが実を結んで見事に内定をいただいた。
高校進学は第一希望を落ちて、第二志望の花巻東となったが、そのおかげで今後の人生に大きな影響を与える学びを得て、最も行きたい進路に進むことができた。
長い人生、何が失敗で何が成功かなんて最後の最後まで分からない。大事なのは全力を尽くすことなのだと思う。