〜ラーメン屋店主のだらだら日記〜

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやっとります。創業40年❗️地域の皆様ありがとうございます😊

東京電力廃炉資料館訪問記

案内係がついて解説してくれるツアー形式で、時間が区切られています。事前の予約をお勧めします。

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時は流れ、東日本大震災の記憶が少しずつ薄れていく中、私たちはそれを未来への教訓として残す責任がある。その一環として、福島第一原発廃炉資料館を訪れ、2011年の惨事がどのように進行し、どのように対処されたのか、深く学ぶ機会を持った。

 

館内の展示は、事故の詳細を隅々まで伝え、当時の状況を目の当たりにするような迫力を持っている。ネットやテレビで知った情報と比べ、事故発生の状況、対応の様子、そして多くの人々の必死の努力が生々しく伝わってくる。

 

廃炉に向けた現在の取り組みも詳細に学ぶことができ、テレビ越しではわからない現場の人々の日々の奮闘や進捗が具体的に示されていた。安全策、除染作業、地域復興への姿勢など、想像以上の重労働と献身が見て取れる。

 

この訪問を通じて、事故当時から関わり、今も負の遺産と闘う人々への敬意を深めた。私たちの日常の小さな不便は、彼らが直面する圧倒的な問題と比較すると、はるかに軽い。彼らの努力は未来の困難に立ち向かう勇気と知恵を私たちに与えてくれる。

この訪問から、正しい情報が伝わり、福島と原発事故の教訓が次世代に受け継がれることを願っている。廃炉資料館は展示を超えて、学びと反省、そして前向きな進歩の場であることをこの記事を通して伝えたい。

 

東日本大震災原発事故は私たちの歴史の一部であり、その一部を見つめ直し、理解し、学ぶことが未来への確かな一歩になると信じている。東京電力廃炉資料館の訪問は、その一歩を踏み出すための貴重な体験だった。

衝撃の講演。日本よ目覚めよ!〜孫正義

https://youtu.be/Gh0xzbgCIgg?si=_7NyM70TMQ76T2W7

講演の動画を1時間近くも見てしまうのは非常に珍しいのだが、気が付くと最後まで見ていた。今後の日々の生活習慣を変えなければ!と思うほどの内容だった。

 

百聞は一見にしかず。ぜひご覧いただきたい。兎にも角にも今後10年以内に世の中は革命的に大きく変わる。その瞬間に取り残されるのか、先頭に立つのか、その差はその後の人生を大きく左右する。取り残されないためには今、何をすべきか。

 

ざっくり要約すればこんな内容だが、説得力があり深く共感した。そして、ホッとした感情も少しだけある。

 

ラーメン屋としてはSNSを活用している方だと思う。そしてその効果も実感している。普段からSNSに触れ最新のネット社会の情勢にも関心があった。おかげでキャッシュレスの導入を早い時期に決断でき、コロナ禍の各種キャンペーンの恩恵を受けることができた。今の売上が確保できているのはキャッシュレスが充実していることも要因の一つだ。

 

そして更に、昔から存在していたがコストが高過ぎて手を出せなかったPOSシステムが驚くほど安く導入できることを知り、躊躇せずに飛びつくことができた。おかげで経営管理の効率が上がり、労力や作業時間の浪費が減った。導入の効果は絶大だ。

 

常に最新のテクノロジーに触れていれば、今何が起きていて、どう行動すれば、どんな効果を得られるかを判断できる。

 

講演の中でchatGPTを使っていないなんて、あり得ない。ヤバ過ぎる。と断罪していたのはそういうことだと解釈している。試しに有料のGPT4を使ってみたが、ヤバい。すげー。感動ものだ。

 

活用の仕方はYouTubeで検索すれば山ほど出てくる。ぜひこの記事を読んだ皆さんは触れてみてほしい。シンギュラリティが起きたその時のことを思えば3,000円の価値は充分あると思う。

コンセプトと立地の話。

 自分が惚れ込んで自分もやりたい!と熱い思いを抱いて、それをきっかけに飲食店を始めることは大変けっこうなことだ。決して間違いでは無いと思う。間違いではないが、その業態、その商品やサービスがその場所で永続的に売れ続けるのかが最も重要で、商品やコンセプトに合った立地かどうかが鍵となる。

 

 飲食店は至極当然だが動けない。物販や移動販売と違いこちらから動くことができない。その場所に来てもらうことができなければ店は潰れる。なので、売りたい店のコンセプトや商品が決まっているのなら、それに合った立地を選定しないと客は来ない。逆に立地がすでに決まっているのなら、その立地に合った商売をしないと繫盛は難しい。

 

 平日に働いている人達を相手にするのか、ホワイトカラー中心かブルーカラーうけを狙うのか。土日のハレの日需要を狙ってカップルやファミリー層をターゲットにするのか。どこを狙うかによってコンセプトや商品は大きく変わる。

 

 開業してみたら想定しなかった客層が来て、それならそっちに寄せてメニューを工夫する。ということもできる。が、それには経験や知識が必要だ。一歩間違えば取り返しのつかない結果となる。また、そういう対応ができる店はそもそも幅のあるアソビみたいな、変化に対応できる柔軟性を兼ね備えた業態じゃないと無理だ。

 

 ラーメン専門店だったはずが、何年かしたらほぼ定食屋さんになってた。というのが典型例だ。そういう変化が可能な店は強いと思う。

 

気づけばPTA会長。

昨年の10月頃に前会長にお願いされる形で引き受けたPTA会長だが、気付けばすでに半年が経過した。以前から土日が最も仕事に時間を取られる業種なので行事への参加もおぼつかないため、私に声がかかることは無いだろうと勝手に思っていた。

 

土日もそうだが普段から現場にいなければならないスタイルで仕事をしている以上、こういう責任ある役職は物理的に難しいと思い、引き受けるつもりは無かった。しかも、北上市では最初にできた街の中心にある小学校で対外的にも色々と目立つ位置付けの学校だ。詳しくは知らなかったがそんなプレッシャーもあった。

 

そんなテンションだった為、話を聞いた時はまさに青天の霹靂。非常に驚いたが、色々と話を聞いてやってやれないこともなさそうだなと引き受けた。そもそも日頃から「頼まれごとは試されごと」という言葉を大事にしている。基本的には自分の成長の為には何でも挑戦すべきという考えが根幹にある。

 

半年経った今、なんとかなってることにほっとはしているが、秋は行事が多い。うまく時間をやりくりして、妻や親や従業員や他のPTA役員に協力してもらいながら、仕事に支障が出ないように頑張ってみる。

 

 

良くも悪くも「北上PayPay第4弾」。

北上PayPay第4弾が絶賛開催中だ。やはり効果は大きく、今年のこの残暑にも関わらず来客数は2〜3割増加して客単価も上がっている。本当にありがたいことだ。

 

しかしながら、初めてもしくはたまにしか来たことが無いとおぼしきお客様の来店が大幅に増え、普段定期的に来店していただいてる常連様が来店しづらい雰囲気になっているのが若干、気がかりだ。

 

土日の夜などは、少し待てばすぐに席が空くのに今月はなかなかに待たされる。また、あまり大きな声では言えないが、注文が渋滞して厨房が切羽詰まった状態で追われていると、盛り付けが多少雑になってしまうなど、120%のクオリティかと問われると答えに詰まってしまう。

 

お客様の方を見て、帰り際の挨拶もなかなか難しく、私の笑顔で感謝を伝えるのもままならない。身体の限界も店のサイズのキャパも超えてしまうことがしばしばあるので営業時間を短縮したりといったお客様にとってのご不便も発生してしまう。

 

しかしながら、コロナのダメージが今も尾を引いている当店としては、売上増の恩恵は感謝しかない。メリットデメリットがある北上PayPay。いつ終わってしまうか未知数だが、可能な限り頑張ります!

息子、店内デビュー。

急な欠勤など人員不足の時、高校生になった息子に店に出てもらおう。本人もお小遣いが増えれば嬉しいし嫌がっているわけでもない。そんな話を以前から妻がしていた。

 

意外にも早くそんな日が訪れた。朝からヤバい!どうする?という状況になり、タイミング良く部活も休み。それならと、助けを求めた。

 

私が店を手伝うようになったのは小学5年生か6年生くらいだった。当時の記憶がやたらと蘇った。家で見る親の表情とは違う職場での真剣さ。見ず知らずの人達が行き交う店内。よく知っている店内なのに、日常では味わうことのない雰囲気のせいか緊張と新鮮さが混じった感覚。

 

息子の気持ちは自分の記憶によってよく分かるのだが、親として自分の子供が職場にいる独特の気持ちは、このような稼業をやっている人にしか分からないものだろう。なんて表現したらいいのだろう。

 

やはり仕事ができるくらいに無事にここまで成長したということを間近で見て実感できるので、その喜びが単純に大きいのだろう。我が子が頼もしく見えるというのは嬉しいものだ。

 

それにしても自分の子供が厨房で働いている光景を見ていると、いつの間に私にこんなデカい息子がいたのか。いつの間に自分はそんな年齢になっていたのか。と、不思議な感覚にもなった。

 

 

東北勢が強くなったわけ〜その2

「情報の民主化」という言葉はホリえもんこと堀江貴文さんが時折使うフレーズで、今までは専門性の強い知識や情報は限られた人しか得ることができなかったが、昨今のテクノロジーの進歩で誰でも平等にありとあらゆる知識や情報が手に入るようになったということだ。

 

 野球で言えばピッチングフォーム、バッティングフォーム、守備の足の運び方と言った細かい身体の使い方まで動画付きで学ぶことができる。もちろん無料で。技術的なことだけでなくメンタルを鍛える方法や、食事の摂り方や休養の重要性などありとあらゆる情報が溢れている。

 

 情報に関する環境は日本全国平等になった。あとは指導者の信念に基づいた指針に照らして、溢れる情報の中から取捨選択していかに学びながら球児達に浸透させるか。優秀な指導者ほど最大限活用していると確信できる。

 

 これはもちろん野球に限ったことではなく、将棋の藤井聡太が幼少期からAIを相手にして今の基礎を作ったように、あらゆる分野で活用の仕方によってはとんでもない結果を産むような気がする。

 

 かく言う私も、最近客数が非常に増えているのはSNSの力が大きいと実感している。今までに無いペースで世の中は変化しているが、このスピードは年を追うごとに加速度的に早まるそうだ。変化に対応できないと世の中から取り残される。

 

 ITテクノロジーの進歩はビジネス面だけでなく、スポーツや教育という分野にも否応なく大きな影響を与えている。