「情報の民主化」という言葉はホリえもんこと堀江貴文さんが時折使うフレーズで、今までは専門性の強い知識や情報は限られた人しか得ることができなかったが、昨今のテクノロジーの進歩で誰でも平等にありとあらゆる知識や情報が手に入るようになったということだ。
野球で言えばピッチングフォーム、バッティングフォーム、守備の足の運び方と言った細かい身体の使い方まで動画付きで学ぶことができる。もちろん無料で。技術的なことだけでなくメンタルを鍛える方法や、食事の摂り方や休養の重要性などありとあらゆる情報が溢れている。
情報に関する環境は日本全国平等になった。あとは指導者の信念に基づいた指針に照らして、溢れる情報の中から取捨選択していかに学びながら球児達に浸透させるか。優秀な指導者ほど最大限活用していると確信できる。
これはもちろん野球に限ったことではなく、将棋の藤井聡太が幼少期からAIを相手にして今の基礎を作ったように、あらゆる分野で活用の仕方によってはとんでもない結果を産むような気がする。
かく言う私も、最近客数が非常に増えているのはSNSの力が大きいと実感している。今までに無いペースで世の中は変化しているが、このスピードは年を追うごとに加速度的に早まるそうだ。変化に対応できないと世の中から取り残される。