〜ラーメン屋店主のだらだら日記〜

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやっとります。創業40年❗️地域の皆様ありがとうございます😊

あんなおっさんにはなりたくない。

うちの従業員の中に、もう直ぐ大学四年生で就職活動が本格化するアルバイトがいて、「何から手をつけたらいいか分からない」みたいなことを言っていたので、少しだけアドバイスをした。

 

自分が活動していた頃を思い出していたら、印象に残っているワンシーンの記憶が蘇った。

 

なぜか分からないが超氷河期に入っていたのにも関わらず、私の就職活動は比較的順調な方だった。小さい会社から受けて行ったが、気付いたら一部上場企業にも手が届いていた。最終的に2社に絞り非常に迷ったのを覚えている。

 

内定を蹴った会社は、最終面接の印象が悪かった。一次、二次面接は人事部の若手から徐々に人事部の中の偉そうな相応の年齢の人が面接官になるのだが、最終面接はあれは役員なのかな?腹がポコンと出た、いかにもおっさんという雰囲気の皆がイメージするいわゆるよくいるおっさん2人だった。

 

人事部の人たちとは違って、緊張している学生の私の気持ちなど特に慮る気は特になし。学生を見定めようという真剣な雰囲気もなし。ソファーに気怠くふんぞり返って、偉そうというか面倒くさそうにしてる空気が漂っていた。

 

「出身が岩手なら、本社採用で岩手支社に行く可能性もあるよ。」と言われ、「私は東京で揉まれたいと思っています。」と答えた。すると、「なんで〜いいじゃない地方は。ゴルフは安いし。えへへへへ。」えへへじゃねーよ。こっちは憧れの社会人、しかも東京の一部上場企業で揉まれたいと、夢と希望に満ちてるんだ。お前らみたいなおっさんにはなりたくない!と強く思った。

 

あの最終面接の印象が最後まで尾を引いた。結果的にその会社は蹴り、別な同業の会社に就職した。

 

あの時のああいうおっさんには自分はなってないか、自問自答しながら歳をとりたい。とりあえず、体重管理と筋トレはマストだな。