〜ラーメン屋店主のだらだら日記〜

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやっとります。創業40年❗️地域の皆様ありがとうございます😊

キャッシュレス導入の店側のメリット

最大のメリットは言わずもがな。利便性向上による客数の増加だ。昨今ではコンビニに入る時、手に持っているのは車のキーとスマホだけ。という方も多いだろう。

 

実際、いつの間にか私もそうなった。キャッシュレスが使える店に入る時は積極的に現金の使用を避けるようになった。少なからずポイントが貯まるし、知らないうちに何かのキャンペーンをやっていて思わぬお得感を得ることもある。

 

意外と嬉しいのは財布を持たずにドラッグストアやコンビニの中を歩けること。こっちに慣れるといちいち財布や小銭入れを持ったり開けたりすることが煩わしくなる。

 

そして、頑張って貯めているポイントを消費して節約になること。私は楽天経済圏の住人なので楽天ポイントを使える場を以前から探していた。以前は楽天ショップの中での買い物くらいしかポイントの使い道が無かった。

 

しかしここ数年で楽天Payが使える店が増えた。楽天Payで決済する時、ポイントから消費する設定にしておけばポイントで払える。別に「楽天ポイントが使えます!」というPOPが無い店でも楽天Payが使えればポイントで払えるというわけだ。これはめちゃくちゃ助かってる。

 

同じことがd払いでも言える。docomoユーザーならゴールドカードを作って携帯料金をカード払いにするとけっこうポイントが貯まる。そのポイントでd払いが使える店で買い物ができる。

 

こんな感じで、キャッシュレスを生活の一部にする人が加速度的に増えている。当然、現金しか使えない店は「不便」ということになる。私自身、現金しか使えない店へ行く頻度が無意識に減ったと感じる。

 

お店を経営しているなら、もはやキャッシュレス導入は無視できない環境になっていると思う。個人店だから.....。という言い訳は全くあたらない。うちも個人店だ。導入のハードルは数年前から劇的に下がった。

 

そして、あなどれない、あまりお客様には言いたくない「店側の」メリットは客単価アップが期待できることだ。実は導入するかしないかを散々迷っていた数年前、決め手となったのはこの点だった。

 

キャッシュレス利用のお客様は、現金のお客様より多くお金を使うというデータが出ているのだ。自分の胸に手を当てるとうなづいてしまう。ついついキャッシュレスで払う時は財布の紐が緩んでしまう。これ、私だけじゃなかったのね。

 

とまぁ、長くなってしまったが、最も言いたかったことは飲食店経営者としてキャッシュレスを導入しないなんて私的にはあり得ないと思っていること。あ、売上を過少申告して脱税していたら導入したくないかも。(笑)