〜ラーメン屋店主のだらだら日記〜

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやっとります。創業40年❗️地域の皆様ありがとうございます😊

頑なに現金のみの飲食店について

キャッシュレスを導入しない飲食店は、店側が負担する手数料の重さと決済代行会社から店に入金されるまでのタイムラグが生まれ資金繰りが回らなくなる。という2点を問題にする。

 

入金サイクルについては、恐らく実情を知らないだけだと思う。売上が発生して1ヶ月後に入金なんていうのは過去の話で、現在では最も早いPayPayで翌々日だ。土日の売上は週明けの火曜に入る。各社ルールは色々だが、1ヶ月もズレるということは店側が希望しない限り無い。

 

残る問題は手数料だ。クレジットカードの場合高いところで3.24%最も安いPayPayで1.6%(月額プランに加入した場合。しないと1.98%)しかしカード払いは昨今では利用者の割合が少なく、ほとんどがWAONやIDやQuick Payなどの電子マネーか、PayPayや d払いなどのスマホを使ったコード決済だ。平均2%くらいと考えていいと思う。あくまでも当店の場合。

 

月の売上が300万円だとすると手数料分で持っていかれるのは6万円。純利益が10%の厳しい経営をしているお店だと30万の利益のうち6万円も減るのか!と考えてキャッシュレスなんかやらない!と言い出す。

 

いやいや、ちょっと待て〜〜それは全てのお客様がキャッシュレスを利用した場合。当店でさえ3割に満たない。ってことは300万円の売上のうち100万円分もいかないから、手数料で持って行かれるのは月に2万程度だ。全部のキャッシュレスに対応していてこの程度。PayPayやd払いや楽天Payだけに限定して導入したらもっと減る。

 

と、ここまではデメリットだけに着目した。導入反対派はメリットのことを考えない。メリットについてはまた今度。