〜ラーメン屋店主のだらだら日記〜

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやっとります。創業40年❗️地域の皆様ありがとうございます😊

個人店でもPOSが使える時代。

株式会社ハローのオートリザーブというシステムの本格導入を目指して移行期間に入っている。

 

お客様が席で自分でオーダーするという点がメインではあるが、こういったシステムを導入すると同時に副産物的にPOSシステムも使えるようになる。

 

大手ファミレスなど大企業では、何十年も前から当たり前に使われて来た仕組みだ。でかいゲームボーイ(歳がバレる)みたいな機械を店員が持ち歩いていて、ピコピコやってオーダーを取るやつだ。

 

これを使うと売上履歴がデータとして残るので、どのメニューが何食出てるか、時間帯ごとの来客数、日報、週毎、月毎の分析が容易にできる。オーダーを取る際も手書きに比べミスが減る。

 

当店の場合は、ラーメンの種類こそ限られるがトッピングやセット物が絡むと手書き伝票が複雑になってしまう為、記号などを駆使して記入のルールがある。ある意味暗号だ。新人のバイトが一通り覚えるまでオーダーミスも発生する。教える方も覚える方もそしてお客様にとっても負担がある。

 

会計業務についてもメリットが多い。今は一品ごとにレジのキーを打って行く方式だ。もちろん打ち間違いも発生する。会計のミスは店にとっても痛いがお客様にご迷惑をかけてしまうことも多く、長年に渡って大きな課題だった。

 

セルフオーダーが浸透せず従業員がハンディを使ってオーダーを取ったとしても、POSシステムを使うことでメリットが多い。これは実際に使ってみて改めて実感した。

 

人間の作業は混雑している時の焦り、体調不良、気の緩みなどでどうしてもミスが生まれる。機械にはそれが無い。その正確性はこんなにも信頼を持てるのかと感動するレベルだ。

 

今まではコストが高く高嶺の花だった。時代が進みこんな個人店でも導入できるようになった。小さいお店こそ、IT技術の進歩の恩恵を最大限に受けて行くべきだと思う。