設備機器それぞれにはおおよその耐用年数があって、業務用冷蔵庫は一般的に約10年なのだが、15年近くもろくにメンテナンスもしていないのに、頑張ってくれていた一台と先日お別れした。
まだ動いてはいたものの、いつどうなるか分からない状態だったし、今月中ならキャンペーン適用で！と、かなりリーズナブルに提案されたので新調することにした。安くと言ってもリース契約という名の分割払いだけど....。支払い総額で金利分やら、含まれているメンテナンス代やらを総合的に判断すると、かなり安くしてくれたと思う。
業務用設備の大手メーカーから購入すると、モノはいいがやはり高い。しかし、6年間の支払い中は年2回のメンテナンスも消耗部品の交換も含まれている。何より、問題があったときに飛んで来てくれる。業務用の場合その安心感は大きい。
通販で中古なども選択肢に入れれば、安く抑えることはできる。しかし、今後何年使用する予定か、毎日の使用頻度や酷使する程度。などを勘案して安物買いの銭失いにならないように選ぶことが重要だ。
設備関係の不具合で右往左往する時間や手間は、かなりのロスだ。もちろん、単純な構造の機器や替えの効くモノは中古を購入したりもする。この冷蔵庫に関しては、高くても安心できるモノでなければならない。それが今回お得な価格で提案してくれたと思ったので決定した。
もっと言うと、壊れてしまった後に慌てて業者にヘルプミー！いつ設置できる？と、急き立てた場合は、いい買い物はできない。多少高くても買ってくれるだろうとタカをくくって来る。実際その通りだし、価格より設置までにかかる時間が最大の関心事になってしまう。業者発進でノルマか何か事情は知らないが、都合があって提案をしてくる時はこっちの立場が上なので、そこからさらに交渉ができていい買い物ができる。
長年やってるとそういうことも分かってくる。経験がそれほど無い、夢叶って起業しました！みたいな感じだと価格は全く変わってくる。ま、そういう目にも合ってきた。怖いけどそれも世の中の仕組みと思って賢くやらないといけない。
