先日、2回目のソロキャンプに行って来た。出発する時間が近づくと雨が降り始め、これは中止という選択肢も考えるべきか？と、一瞬思った。
スマホの雨雲レーダーを見ると日が沈み暗くなる頃には止み、翌朝までは降りそうにないことが確認できた。Yahoo天気の雨雲レーダーは数時間先、半日先くらいならかなり精度が高いので信じることにした。
雨が降る中でテントとタープを1人で張るのは、作業しながら徐々に身体の色々なところが濡れ始めて冷たくなるし、スムーズに進まないし、気が滅入って来るものだ。しかし、これもいい経験になる。と自分に言い聞かせながら完了した。
設営が終わり、缶ビールを開けて一品目の料理を食べ始める頃には雨も止み、至福の時間が訪れた。秋めいて気温は下がっていても、思ったより蚊を始め様々な虫が灯りを目指して飛んで来た。昼間26度くらいあったからだろう。日中も気温が低くなれば、夜、虫が出なくなる気がする。慌てて蚊取り線香と虫除けスプレーを使用した。
2品目の玉ねぎと鶏肉炒めを食べる頃には、雨もすっかり止み、これなら焚火ができる！と、時間は20時に迫っていたがオーナーのところへ薪を買いに行った。
焚火を堪能し、早めに就寝。3回目のキャンプにして初めて6時間もぐっすり眠れた。これは自分でもかなり驚いた。過去2回はほとんど眠れなかった。人間の環境適応力は凄い。オーナーの話によると、多くの人が初めは眠れず回を重ねるごとに眠れるようになるそうだ。
翌朝は写真の通りに快晴。たくさん寝たので時間に余裕が無く、ゆっくりコーヒーを楽しむ余裕は無かったが、無事に撤収も終え帰路についた。
2回目のソロキャンプも無事に充実感と共に終えられた。天候が悪い中でのキャンプは大自然と自分自身との戦いの側面がある。雨に打たれながらもやりたいことを完遂して終えると、不思議な充実感に包まれる。前回と同じキャンプ場で同じサイトなのに、季節や天気が違えば、全く違ったキャンプとなる。これもまたキャンプの楽しさの一つなのだろう。
