異常な忙しさも今月末日で終わってしまう。前回12月と1月という繁忙期にぶつけてきた北上PayPay。第二弾は4月5月の2カ月間ということでゴールデンウィークに合わせたようだ。
やはり予想通り高い効果がある。まだ終わっていないので体感予測だが10%以上は売上がアップしていると思う。市の政策で原資は公的資金だ。効果的な施策を実行していただき感謝しかない。
しかしながら、コロナ禍に見舞われたこの2年間の業績の悪化は12〜15%のマイナス。20%以上下がらないと支援金の類は何も該当しない。よくSNSで「飲食店はいいよな。協力金バブルでウハウハなんだろ。」と、浅過ぎる的外れな誹謗中傷をしている輩がいるが、全ての飲食店がそんな状況になっているわけがない。ウハウハなのはごく一部だ。
北上PayPayには深く感謝しているが、コロナ禍のダメージを拭うには到底不十分だ。
もともと、過去の負の遺産が尋常じゃない当社は好調な売上を維持して始めて毎月の支払いが追いつく状況だった。もちろん全て私に責任があるので、ただただ、耐え忍びながら営業して来た。
そこに襲来したコロナ禍。しかも中途半端に落ちた売上ではサポートはほぼ無い。さらに負債が増えコロナ前よりも後退した状態だ。
珍しくネガティブな内容の記事となってしまったが、北上PayPayをきっかけに初来店してくださった皆様、そして北上市に深く感謝している。コロナ、物価高騰、近隣に開店するらしい強力な競合店。商売というのは荒波が次から次へとやって来る中をどう対応して行くかで真価を問われる。言わば変化対応業。
年齢を重ねても柔らかさを忘れずに、常識に固執せずに、そして常に前向きに頑張って行きます。
