〜ラーメン屋店主のだらだら日記〜

岩手県北上市で、ら〜麺屋めん丸北上インター店をやっとります。創業40年❗️地域の皆様ありがとうございます😊

嫌われる客ってのは、結局のところKY。

「お客様は神様だ。」と言っていいのはお店側であって、客が自分で言うことではない。と、誰かがTwitterで言って、賛同する人たちでバズっていたのは一昨年前くらいだったかな?

 

全くその通りで、「客は何してもいい。店側は言われるがまま従え。」という、長いこと主流だった風潮が是正されて来たのは、接客業を営む我々にとって商売がしやすい空気になり、本当にありがたいことだ。

 

しかしながら、未だに店側の事情や他のお客様との公平性を全く配慮できずに、自己中心的な振る舞いをする客も少なからずいるのが残念だ。

 

●ほぼ満席でカウンターはいくつか空いているのに、1人で4人がけのテーブルに座る客。

●人数も何も店側に告げずにズカズカと6人がけの座敷に無言で座り始める客。

●片付けが終わっておらず、「ただいま片付けます!」と宣言しているのに、我先に席を取られまいと座る客。飲食業の経験がある人の場合、テーブルの近くに立ったままで待ってくれる。なぜなら座られてしまうとテーブルの隅の食器やカトラリーを全身を伸ばして集め、そして拭き上げなければならず恐ろしく効率が悪いことを知っているからだ。

●「今、満席なのでお車でお待ち下さい。」と言っているにも関わらず、「そこの空いているテーブルで待たせてくれ。」と、その後に来る他の客のことは一切配慮できない客。

●自動ドアじゃないのに入り口を開けたままで放置する客。

●新聞や雑誌を所定の場所に片付けずに帰る客。

閉店時間はとうに過ぎているのに、食べ終わった後スマホや漫画から目を離さず、一向に帰ろうとしない客。

●子供でも高齢者でもないのに何も注文しない、付き添いですから〜みたいな空気を出せば、そこにいていいと思い込んでいる客。

 

あげればキリがないが、彼らに共通しているのは空気を読めないこと。すなわち他者に配慮できないということだ。そしてさらにこういった客は、従業員の「ありがとうございました!」という最後の締めくくりの声かけに対して、会釈はおろか目も合わせない。

 

店側に気持ちよく仕事をさせた方が、商品の出来上がりも接客の質も差が出るのは当然のことだ。私はお客様と店は対等の立場だと思っている。商品や接客に対価を払っているだけのこと。

 

win-winの関係でいた方がお互いに気持ちいいよ。