ラストオーダーの時間が過ぎて従業員が閉店作業の後片付けを始めている時間帯、ほとんどのお客様は食べ終わるとすぐに席を立ってくれます。食べ終わった後、もっとゆっくり新聞や漫画を読んでいたかったかもしれません。会話が弾み楽しいひと時をもっと過ごしていたいであろうグループ客だって多いはず。それでも、多くのお客様は店内の空気を読んで、店の従業員に配慮した行動をしてくれます。正直、超ありがたいです。片付け終了が長引けば、スタッフの帰宅時間も遅くなってしまいます。
しかし、全く配慮する気のない方々も未だに少数派ながらいらっしゃいます。サービス業の常識としては、何も言わず、ただ、ただ、我慢して待つべき。せいぜいスーパーやドラッグストアなら蛍の光を流す程度。BGMや空調を止めたりして、なんとか気づいてよ〜〜みたいなサインを出し、帰ってほしい空気を匂わす程度に留めないと、お客様に失礼じゃないか。昔からそんな雰囲気ですよね。
最近、ふと思いました。言えばいいんじゃね？閉店作業も佳境だから、そろそろ席を立ってもらわないと片付けに支障があります。ま、そのまま言う必要は無いけど、失礼の無いように感じ良く言えばそれで何か問題あるのかな？
最近、状況によっていくつか基準を満たしたら、私の判断で「そろそろ閉店のお時間ですので〜〜」と、声をかけるようにしている。
飲食店に限らず、例え自分がお客様で相手がサービスを提供する側だったとしても、いつでもどこでも周囲への配慮ができる人は、やっぱりカッコいい。私もそうありたい。
