「10人中3人が美味しいと思ったら、そのラーメン屋はやって行ける。」
と、とあるフランチャイズ本部の社長だった人が言っていた。なるほど。確かにそうだ。
車で10分以内で到達できる範囲が自分の店に繰り返し来てくれる人が住む商圏エリアだとする。そのエリアに住んでいる人のうち、自分の判断で外食できない子供や高齢者を除いた人口は何万人だろうか。
仮に3万人だとする。そのうちの2割と言えば6千人だ。6千人が代わる代わる月に一回来店したら、1日辺り200人だ。地方都市の一般的なラーメン屋で毎日200名来店したら、なかなかの繁盛店だ。
実際には毎日のように来店する人や、週に一回、月に一回など人によって様々だ。そう考えると10人中1人に好まれる味でも十分やって行ける。味の好みに関しては、そのくらいの感覚で十分。
「俺、この味でラーメン屋やりたいんだ!食べてくれよ!」と友達3人に食べてもらって、1人が「美味い!俺この味好きだよ。週一なら行きそうだよ。」と言われたら味に関してはオッケーだと思う。
何が言いたいかと言うと、商売を長く続けるには味以外の要素がたくさん必要ってこと。美味い店でも潰れてしまうことが往々にしてある。
まだ途中で消化不良な記事だけど、今日はここまで。