事業に対する熱い思い。起業した経緯や背景。そういう物語やその人の人柄がとても重要なことはよく分かる。確かに重要だとは思うが、そんなものは全くなくても、価値のある商品が思ったより安く手に入るのなら自ずと売れる。
焼肉屋で大成功したたむけんが言っていたが、「美味いものを安く。ただこれだけ。」まさにその言葉に集約されると思う。
じゃ、美味いってなんなんだ？この地域に住む人達が美味いって評価するのはどんな味？どんな好み？いくらなら安いと感じてくれる？美味いだけでいいのか？ターゲットにしている客層は見た目とかボリュームとか提供時間とかそういうのは気にしなくていいの？
とまあ、細分化すれば取り組むことは色々と無限に現れて大変なのだが、起業家自身の物語よりお客様が興味があるのはそっちだと、日頃から痛感する。
繁盛店を作るためにやるべきことは無限にあるのだが、どこに力を入れるべきかを間違うと物凄く遠回りするので、誰かの何かにヒントになったら嬉しい。
