26歳からこの仕事について早18年。ほとんどアルバイトやパートだが、多くの人材を雇用して来た。世の中色々な人がいて、情緒不安定で感情のコントロールが出来なかったり、グレーを通り越して鬱病など精神疾患の既往歴がある人など、なぜか私の周りには多く集まって来たように思う。
他の職場ではなかなか受け入れてもらえない人も、うちでは長く続いたりする。その要因の一つは私のキャラだと思うが、一朝一夕にこうなれたわけではない。
私なりに、なぜすぐにキレやすかったり、挨拶もできなかったり、困難に対する耐性が全く無かったり、情緒の波が激しい人が存在するのか、そしてそういう人が世の中になぜこんなにも多くいるのか、長年興味を抱きながら過ごして来た。
家庭環境に問題が無く、両親の愛情をたっぷり受けて育った人は比較的健全だと漠然と気付いていたが、そのメカニズムを詳しく分かりやすく説明している脳科学が専門の著者が書いた本と出会い、霧が晴れた。
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原因ははっきり分かったものの、そういう人に対してどう接するのが正解なのかは、あまりにもケースバイケースで答えが無数にある。傾向と対策でトライアンドエラーを繰り返しながらやって来た。いくつかのパターンに別れるのだけれども、その人、その人に合わせた対応をして行くしかないのが現実だと思う。
もっと頭が良くて勉強が大好きだったら、臨床心理士が向いていたかも知れないなあ。